常磐炭田 中央選炭工場

福島県富岡市から茨城県日立市にかけて存在した炭田。内郷、好間、湯本、茨木と四つの地区に分かれ、広範囲のため今回は内郷地区に絞った。
水中貯水場。この裏に中央選炭工場が鎮座している。
遠く車中からでも確認出来、それが徐々に近づいてくる高揚感は格別だった。
近くで見ると、本当に巨大な遺構だ。
稼働していた頃の轟音が、今にも聞こえてきそう。
規則正しいホッパーが造形美を織り成す。
使われなくなったアイテムたちが暇をもて余している
二階が凄く気になった。二階への階段は全て撤去されている。何があるんだろう。
裏の小道を行くと坑道があった。太い鉄柵で完全封鎖だ。穴の中からは風がゴォォ~。
ここは火薬庫。石炭の採掘は荒作業だ。
住吉坑道に到着。両端の2つの坑道は、コンクリートで完全に封鎖されている。ここでは昔、有毒ガスが発生し、鉱夫に多数の死者が出たと聞く。
奥に見えたレンガ造りの建物。いい感じだ。
コンクリートも秋の装い。
自然と産業遺産の融合は時に、素晴らしい造形美を生み出す。
現役の頃は、ここに大きな扇風機が設置されていたらしい。
斜め45度☆
小振りながらも、十分に見ごたえのある建物だった。

最後に
あの二階へ
到達した‼抜けた床から下が見えるが、相当に高所だ。
当時の工員達の生活が垣間見える。この場所は、時が完全に止まっているような気がする。人の所作により、空気も波打つのだろうか。長く留まっていた空間の重みを全身で感じた。

Departure

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