ホテル活魚

全国屈指の有名心霊スポット。昭和50年代に「油井グランドホテル(ラブホ)」としてオープン。平成7年に、建物はそのまま生け簀料理店に経営転換。地元の漁港から仕入れた魚を生け簀で泳がせ、新鮮なネタを個室で楽しめる珍妙な料理店となった。斬新過ぎて経営は全く振るわず、平成10年に廃墟に。
心霊スポットたる所以は後述しよう。
見えてきた。思ったよりこじんまりしている。
ボイラー室。覆面レスラーみたいだ。
左右にあるのは生け簀だろうか。当時は、たくさんの魚を揃えており、出前も行っていたという。
パースペクティブ(遠近感)を感じる構図。右手奥に見えるフロアが…
大広間だ。宴会予約は50名様まで可能。
どうしようもない絵があちこちに。
地面が陥没している。
平成16年12月12日この場所で凄惨な殺人事件が起こった。全国ニュースにもなったので、知っている方も多いと思う。内容は伏せるが、被害者の怨念が未だに残っているという。二階へ行こう。
ここで3人の高校生に会った。肝試しに来たようで相当ビクビクしていた。気を利かせてSAMから声をかけた。暗闇から突然現れたら彼らは気絶しただろう。
モーテル。一階に車を停めて二階へ直行の造り。
明らかにラブホ。こんな場所で魚料理を運ばれても…「活魚」無理があるぞ。
放火だろうか。煤だらけの部屋。
ベッドだ。調べたら「活魚」廃業後、一度だけ再びモーテル経営があったとか…。
あれま、お行儀の悪いベッド。
ベッドだって、たまにはグレるさ。
そろそろ帰ろう。先ほどの学生が絶叫しまくってる。長居は危険だ。
パンフレットより。ありし日の「活魚」
呼吸を乱した学生達に「出ました?」と聞かれた。何の事が分からずに聞き返すと、どうやら幽霊らしい。「見たこと無いよ」と素っ気なく返した。

日差しが急に弱くなった。どうやら雲が出てきたようだ。足早に退出しよう。

Departure

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