持越鉱山

1934年から操業開始の金鉱山。1937年に坑内ガス爆発事故により48名死亡。1958年には台風被害、1978年には地震でダムが決壊し、シアン化合物が狩野川へ流出した。現在は採掘を休止し、廃棄された電気製品から金・銀をリサイクルする事業が行われている。
持越鉱山の敷地は広い。こちらは崩壊の一途を辿っていた。
あ、この子たちは…
ミニオンじゃないか。
下へ行こう。
水槽が見える。足場の木材はもろいので、慎重にゆく。
鉱産物の抽出に使ったのだろうか。
奥の部屋には、さらに大きな水槽。見たことない色をしている。
今度は上へ。ミニオンたちが手を降っている。
奥は完全崩壊。
人々の営みが僅かに残る。
ここが崩れるのも時間の問題だ。奥の階段を上ろう。
あら、スポンジボブさんがいる。

奧にはその仲間たち。
広い敷地だ。「頭上に注意」とあるが、もはや頭上はない。
神経を使って来たので、開放感がある。青空にバンザイしたい気分だ。
最後にあの工場を見て帰ろう。
工場夜景を思い出した。手の届かない場所で煌々と照り輝く工場群。規模は小さいが間近で見ることが出来て嬉しい。
戦後日本の鉱山業は、安い輸入資源に淘汰された。仕方ないと言えばそれまでだが。転がっているドラム缶さえも、どこか悲しげに見えるのだ。

Departure

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